今年は、スポーツ界の内情に関する
ニュースが多いですね。
次から次へと出てくる。
夏が始まったあたりは
レスリングで、アメフトを挟んで、その次はボクシング。
かと思えば、最近は
体操の宮川紗江選手をとりまく話題が
毎日取り上げられています。
コーチからの暴力は
本人が受け入れているので
パワハラではない。
※ 暴力であることには変わりないが
「ハラスメント」には当たらないのだそう
一方、日本体操協会の幹部から受けた扱いは
本人が精神的な攻撃と感じているので
パワハラである。
これらの行為について
暴力や攻撃ではなく「指導」や「愛情」だった、
と解説されることがあります。
もし仮に
両者の「厳しい言動」の根底にあるのが
選手に対する「指導」であったとした場合。
コーチの指導は、伝わり
協会幹部の指導は、伝わらなかった。
ということになる。
この【差】は何なのか。
あなたは、何だと思いますか?
・
・
・
・
・
わたしは
【信頼】の一言に尽きると思います。
口ではそれらしいことを言っていたとしても
心には響かない、正面から受け取れない
ということがあります。
反対に、厳しい言葉や叱責であっても
しっかりと胸に刻みつけ
糧にできることもある。
その差は
相手に対して
【信頼】があるかどうか。
「何を言うか」ではなく
「誰が言うか」。
例え話が上手じゃなくても
信頼を寄せている人からの言葉だったら
耳をダンボにして傾ける。
鋭い厳しさも
信頼がクッションになり、相手の心を守ってくれる。
一方、信頼がなければ
道端を歩いていていきなり右フックをくらった(゚Д゚;)
みたいな不快な状態になってしまう。
その状況が、関係に嫌悪感を生む。
強い言葉や権力でねじ伏せるよりも
信頼で「聞く耳を持たせる」方が
よっぽど心に届くのではないか。
結果に繋がる指導になるのではないか。
連日の報道から
そんなことを感じています。
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(1)あなたの部下が、信頼を寄せるのは
どのような「人」だと思いますか?
(仕事、行動、態度、人格など)
(2)あなた自身は部下に信頼を寄せていますか?
また、部下のどのようなところに信頼を寄せていますか?
(仕事、行動、態度、人格など)
(3)部下に対して【信頼】を
言葉や態度にして伝えてあげていますか?
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社長も上司も部下も
あなたもわたしも
みんな、完璧ではありません。
だからこそ
未熟さを受け入れることも必要で
その強力な薬になるのが【信頼】でもある。
そんな風に、思うのです。
信頼は、連鎖する。
目の前にいる部下を。
何よりも、いつもそばにいる
自分自身を。
1%からでも構わない。
信頼、してあげてくださいね。
ブレイブトレイン
武田 睦美
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